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メディアニュース

件名
大邱広域市、「広範囲な老朽化した住宅地の大規模開発マスタープラン」発表
部署名
登録日
2024-04-29
作成者
( T. 120)
조회
15
書き込み内容

広範囲な老朽化した住宅地の空間革新モデル、「大邱型徒歩5分圏内の街」を目指す

 

大邱広域市は、大邱大転換に向けた民選8期の市長公約でもある老朽化した住宅地*のイノベーションを目指す「広範囲な老朽化した住宅地大規模開発マスタープラン」を発表した。これは、大邱市における未来の繁栄と市民が幸せに暮らすための大邱型・未来志向型住宅地整備方策である。

*広範囲な老朽化した住宅地(4地区:7.42):梵魚(2.0)/寿城(2.9)/大明(2.2)/山格(0.32)

 

〈広範囲な老朽化した住宅地大規模開発マスタープラン〉

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同マスタープランは、優れた立地条件と潜在力を持つ広範囲な老朽化した住宅地を、大邱のこれからの50年を象徴する空間にするためのビジョンである。

 

また、これまでの小規模な点的開発で発生した、周辺地域との景観的不調和や眺望権・日照権といった問題を解消する一方、地域の特性に合った開発を目指す、民間主導で大規模なブロック単位の開発である。

 

50年以上の低層住宅が多い住宅地で頭を抱える駐車スペースの不足やゴミの放置、生活利便施設の不足といった問題を一気に解決しようという方策である。

 

同マスタープランは、20メートル以上の道路に囲まれたスーパーブロック*単位で開発される。したがって、範囲に含まれている地域はすべて開発する方針である。

*スーパーブロック(Super Block):標準モデルとなる最小開発単位は約1020万平方メートル

 

すべての住民が徒歩5分以内で生活利便施設にアクセスし、サービスを受けられる「大邱型徒歩5分圏内の街」は、地元への愛着と誇りを持てる大邱型・未来志向型の新しい住宅モデルである。

 

同マスタープランの主な特徴は、「洞単位の開発」「4地区別カスタマイズ開発」「民間主導開発の活性化」である。

 

第一に、この開発は、洞単位で開発する標準モデルと、それをいくつか組み合わせた拡張モデルとして推進される。

 

標準モデルは、この開発の最小単位。高層住宅と中下層住宅が調和した多様な形態の住宅地として、商店街や共同利用施設などが集積された街のインフラ、アクセス性を向上させるコミュニティ街路、街をぐるっと一周できる20分散策路などで構成され、すべての住民が徒歩5分以内で生活利便施設に行ける「大邱型徒歩5分圏内の街」を目指す。

 

拡張モデルは、標準モデルがいくつか組み合わせられたもので、学校や公園、駐車場、医療施設、図書館といった圏域単位で必要な共有インフラが誰でも利用できるよう配置される。また、標準モデル同士の間に歩行空間ネットワークとして散策路や緑地空間などを形成、住民の利便性を高める計画である。

 

第二に、4地区それぞれの特性や周辺の要件などを踏まえたカスタマイズ型の方式で開発が進められる。

 

4地区それぞれの地域特性や立地条件などを踏まえ、自然景観や地形要素などを活かした住宅の配置、駅勢圏の商業・業務機能と複合機能の強化、トゥランギル(グルメ通り)やカフェ通りといった各地域のスポットの特化・発展など、地域のアイデンティティを高めるとともに、バランスのとれた開発が推進されるよう、各地域ごとのマスタープランを策定した。

 

ポモ(梵魚)地区のスローガンは「活力溢れるプレミアム住宅地」。地形に合った住宅類型を配置し、ヤシゴル公園からトンチョン(東村)遊園地まで緑地街路を形成する。

 

スソン(寿城)地区のスローガンは「多様性が加えられた複合住宅地」。新川から寿城遊園地、そして梵魚公園までの緑地街路と通慶軸(眺望を確保できるよう開放された空間)を確保する一方、トゥランギルや東大邱へのアクセス条件を踏まえて開発を進める。

 

テミョン(大明)地区のスローガンは「景観の特性を活かした未来の住宅地」。アプ山まで続く広がる緑地や景観軸、それにアンジラン・コプチャン通りやアプ山カフェ通りなどの特性を最大限に活かし、周辺とのバランスのとれた開発を進める。

 

サンギョク(山格)地区のスローガンは「若さと活気溢れる新しい山格」。新川からヨナム(燕厳)公園までの通慶軸を確保するなど、未来世代のための住環境の整備を目指す。

 

第三に、民間主導の開発の活性化に向け、規制は最小限に抑える一方、インセンティブはできるだけ多く与える方策を策定した。

 

同マスタープランの適用対象は、高層住宅および中低層住宅などで構成された標準モデルが開発の最小規模で、平均容積率220%、インフラ率20%を目途に開発が進められる。

 

民間が同マスタープランで提示するコミュニティ街路や街のインフラ、20分散策路など、計画の要素が満たされている場合は、住居地域レベルの格上げを認めるとともに、格上げに伴う民間の公共施設への負担義務を最小限に抑えた。

 

また、平均容積率制度を導入することにより、高層住宅と30%以上の中低層住宅が調和した多様な形態の住宅地の整備や、自然景観と地形要素を活かした景観の形成など、各地区ごとに特化した発展を目指す。

 

これにより、低層住宅地域では活用できなかった容積率を、高層住宅地域で活用することで、計画の実効性を高めるとともに、地域間の開発利益を共有することで事業継続性の確保を目指す。

 

大邱広域市は、この度の「広範囲な老朽化した住宅地大規模開発マスタープラン」の策定により、広範囲な老朽化した住宅地を「住み慣れた便利な街」「誰もがいつまでも住みたくなる街」、ひいては「後世に引き継げる街」といった街づくりを目指す。

 

今後は、同マスタープランに対する市民のコンセンサスの形成と実現性の向上に向け、市民の声に耳を傾け、関連指針の改正など制度化を進める計画である。

 

ホン・ジュンピョ大邱広域市長は、「大邱型徒歩5分圏内の街事業は、老朽化した住宅団地の整備により、未来型の快適な住宅団地を形成する大邱市の空間革新事業である。老朽化した住宅地の大規模な整備・開発は、他地域の模範事例になると確信している」と話す。


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