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メディアニュース

件名
FIX2024、10月に開催
部署名
登録日
2024-04-19
作成者
( T. 120)
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18
書き込み内容


1023日~26日の4日間、大邱市のEXCO全館にて

 

未来を切り拓く革新技術が集結する「2024未来革新技術見本市」が、10月に大邱広域市(市長ホン・ジュンピョ)EXCO全館にて開催される。


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2024未来革新技術見本市(Future Innovation tech eXpo 2024、以下「FIX2024)は、UAM(都心航空交通)といった未来のモビリティやロボット、AI(人工知能)、半導体など、最新技術が一堂に集結する「革新技術統合プラットフォーム」である。開催期間は、1023()から26()までの4日間。

 

このところ、新産業の浮上と産業間の境界が緩くなったことにより、革新技術を中心とした連携・融合というグローバル新産業のトレンドに見合った統合ビジネス・プラットフォームの構築が求められている。

 

大邱広域市はこれまで新産業育成政策を重視してきたため、統合ビジネス・プラットフォームの構築に適した産業的基盤が備わっている。大韓民国未来モビリティエキスポ(以下「DIFA)といった関連見本市を開催した経験を活かし、新産業中心の専門見本市を企画・準備してきた。

 

FIX2024は、これまで個別に開催されてきた「大韓民国ICT融合エキスポ」や「大邱国際ロボット産業展」などが、DIFAを中心に統合して開催される見本市で、韓国内外のトップ企業と講演者が多数招かれる予定である。

 

(1)展示

①モビリティ・パビリオン‐大韓民国未来モビリティエキスポ(DIFA)

モビリティ・パビリオンでは、DIFAを通じてFIXの初開催を成功させようという意志の下、電気自動車や水素自動車、自動運転車、二次電池、電動化部品など、モビリティ産業全般にわたる様々な最新技術を把握できる見本市が開催される予定である。

 

昨年に続き、韓国の国土交通部と産業通商資源部が共同主催者となり、現代自動車やKIA自動車、サムスンSDIGMといった多くのグローバルなモビリティ企業が出展するよう準備を進めており、現実となりつつあるSDV(Software Defined Vehicle)PBV(Purpose Built Vehicle)、コンセプトカーなど、未来の新技術のデモンストレーションと体験の場となりそうである。

 

特に、2029年開港予定の大邱慶北新空港の広報ブースとUAM体験館を連携させ、VR(仮想現実)によって大邱慶北新空港を見回ることのできる体験ゾーンや、K-2跡地のPRコンテンツなど、様々なプログラムが計画されているところである。

 

②ロボット・パビリオン‐大邱国際ロボット産業展(ROBEX)

大邱広域市は今年から「国家ロボット・テストフィールド事業」を本格的に推進、レインボー・ロボテックスやエスティエス・ロボテック、ベア・ロボティクス(米国)といったグローバル企業との投資協約を積極的に推進してきた。

 

ロボット・パビリオンでは、産業用ロボットや食料・飲料サービングロボットなどをはじめ、人工知能(AI)ロボット、配送ロボット、AMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送)ロボットのの現在地を把握することができる。

 

特に、スタートアップIR(Investor Relations:企業広報活動)特別パビリオンを設置、ロボット企業への投資誘致を促進させ、韓国が世界トップレベルの産業ロボット大国に仲間入りすることを目指す。

 

ABBパビリオン‐大韓民国ICT融合エキスポ

大邱広域市は国家デジタル革新地区の構築に総力をあげている。SKグループは昨年12月、大邱市の寿城アルファシティに総額8千億ウォン規模のAIデータセンターを建設する計画を明らかにした。

 

ABBパビリオンでは、人工知能(AI)やブロックチェーン、ビッグデータ、ICT、サイバーセキュリティ、非メモリー半導体、メタバースなど、未来の産業と社会、経済を主導するICTに関する構想が提示される。

 

大韓民国ICT融合エキスポ(ITCE)は、非首都圏最大のデジタル革新拠点であり、ABB産業育成の中心地でもある大邱広域市の現在地を把握することができるとともに、ABBを活用した実用サービスと技術を体験できるイベントが開かれる場になりそうである。

 

④スタートアップ・パビリオン‐スタートアップ・アリーナ

FIX2024の最大の特徴は、韓国の未来を牽引する「革新技術の共有」と「社会を牽引する技術と企業の発掘」のプラットフォームだという点である。その火付け役として、ICT活用のアイデアとスタートアップ・コンテストの祭典である「スタートアップ・アリーナ」が設置される。

 

世界最大級のアクセラレーター・ベンチャーキャピタルであるPlug and Play(米国)が主管する「PNP Korea Expo」では、スタートアップやパートナー企業、投資家、機関関係者などが参加するなかでスタートアップIRピッチングと投資連携ネットワーキングが、「グローバル・イノベーター・フェスタ(GIF)」では、スタートアップの技術展示と製品体験が行われる予定である。

 

(2)カンファレンス

分野別の国際カンファレンスも同時に開催される。グローバルなアンカー企業など、韓国内外から招かれた世界トップレベルの著名な講演者が、基調講演として未来の革新技術や各分野の新産業における最新トレンドと技術について、個別のテックセッションで語る予定である。

 

モビリティ分野では電動化(EV)UAMSDV、自動運転などが、ロボット分野ではグローバルなロボット産業の変化や対応戦略、各国のトレンドなどが、ABB・半導体分野では、AI、メタバース、サイバーセキュリティ、半導体の最新トレンドについて説明される。

 

また、新技術発表会や投資誘致説明会、30カ国から選抜された200社のA級バイヤーが参加する輸出商談会、大手企業・公共企業購買担当者を招いての商談会といった過去最大規模の大型ビジネスプログラムのほか、今年新設されるイノベーション・アワードや欧州Gaia-X(データ産業)共同プロジェクト成果発表会、スマートモビリティ起業キャンプ、就職博覧会、大邱ナイト(ネットワーキング)といったサブイベントも開催される。

 

大邱広域市は、同見本市の参加者にイベント終了後も大邱に滞在してもらおうと、大邱美術館やコンサートハウスといった文化施設と連携し、イベント期間中に展示・公演を開催する一方、新産業ツアーや近代路地ツアー、金光石メモリアル・ストリートといった観光資源を最大限に活用して様々な見どころを提供する計画である。

 

ホン・ジュンピョ大邱広域市長は、「近い将来、FIX2024を世界的なIT見本市に匹敵するグローバルな専門見本市にしたい。同見本市を通じ、大邱市が新産業の中心都市となれるよう全力で取り組んでいく所存」と話す。



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