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件名
大邱美術館と仏マーグ財団のコレクションが一か所に、「Modern Life」
部署名
登録日
2021-10-28
作成者
( T. 120)
Inquiry
34
書き込み内容

大邱美術館、仏マーグ財団がコレクションを共同研究のグローバル・コラボ展示

 

大邱美術館(館長、チェ・ウンジュ)はことし1019日(火)から来年327日(日)まで、開館10周年記念海外交流展「Modern Life」を同美術館の第1展示室とウミ(Umi)ホールで開催する。

 

Modern Life」展は、フランス初の私立美術館のマーグ財団(代表、アドリアン・マーグ)と同美術館が、モダニズムをテーマに両美術館のコレクションを共同で研究するプロジェクトだ。この2年間の研究の成果といえる今回の展示では、78人の作家の代表作144点を通じて、当時のアーティストたちが純粋に芸術のみに没頭し、絶えず追求し続けた美的モダニズムを紹介し、二つの文化の出会い、異なる絵画の伝統を持つ二つの美術界の出会いについても紹介する。

 

マーグ財団は南フランスのコート・ダジュールの美しいサン・ポール・ド・ヴァンスにある美術館で、ブラック、カルダー、シャガール、ジャコメティなど20世紀の美術史に重要な足跡を残した巨匠の作品およそ13000点を所蔵している。

新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい時期を過ごしている人々を、美術館として慰められるのは、美術作品をもって寄り添うことだろう。それぞれの時代の激動期に全力で立ち向かい、その痛みや苦しみすらも芸術に昇華した巨匠の作品は、今の時代、今の社会を取り巻いている重苦しい空気に希望の風を吹き込み、歴史として刻まれつつある。

 

Modern Life」は展示名からもわかるように、そのほとんどの出品作で「Modernity」の転移と変容を見つけることができる。「Modernity」の範ちゅうにあるモダニズム美術は、1950年代半ばから1960年代半ばにかけて活発に行われた芸術の実験を通じて、戦前に欧州を中心に繰り広げられた美術の展開が必然的な進歩の歴史となるよう機能した。

 

同時に、美学的または歴史的根拠を絶えず提示することで、当時の現象的歴史を美術の発展論理にまで広げ、1960年代後半には芸術に「現実」を反映する変化が起こり始めました。今回の展示は、出品作を通じて見られるこうした「現実性」に注目した。

 

展示は、合わせて8つのテーマのセクションからなる。第1セクションの「脱-形象化」は、人間に対する探究に基づき、変形された構造や独特な面の分割を通じて、形象という型から抜け出そうとする芸術の自主性を示す。ジャコメッティ、ジャン・デュビュッフェ、フリオ・ゴンサレス、チェ・ヨンリムなどの15点が展示される。

 

2番目のセクションは、「風景-記憶」だ。ピエール・タルコート、アンナ・エヴァ・バーグマン、ユ・ヨングク、キム・チャンヨルなどの16点が、時間の流れに沿って変化する周りの風景と記憶を呼び起こす。第3セクションは、「抽象」だ。抽象は、モダニズム美術において欠かせないテーマであり、多くの美術理論家の研究テーマの一つでもある。抽象の波は、戦後、欧米だけでなく、アジアや世界各地に広がったが、特にこのセクションでは、思考の深化を促すハン・ムク、イ・ウファン、チョン・ジョムシク、イ・ガンソなどの作品と、韓国に初めて紹介されるブラム・ヴァン・ヴェルデ、パブロ・パラスエロ、エドゥアルド・チリーダの作品が抽象の転移を示す。

 

4番目のセクション「文章」では、アンリ・ミショー、ハンス・アルトゥングなど、作品の中から様々な形の文字を見つけることができる絵画や、チェ・ビョンソ、パク・ソボ、イ・ベなど、作品の中に確かに描かれているが、すぐには見分けがつかない文字を含む絵画が紹介される。第5セクションは、「超現代的孤独」だ。戦後のモダニズム美術が絶えず生み出した形式的な変化を現代的な概念として継承した作品から、一服する余裕を得られる。チョン・ビョングク、チェ・ミンファ、ハン・ウンソン、ジャック・モノリ、ヴァレリオ・アダミ、エロの作品が「個人」または「自分」に集中できる時間を与えてくれる。

 

6セクションは、「平面への帰還」だ。平面性と色彩のリズム感を示すシモン・ハンタイ、クロード・ヴィアラ、フランソワ・ルーアンと、キム・ギリン、ユン・ヒョングン、イ・ウファン、リチャード・セラなどの作品が展示される。このスペースでは、絵画の本質と、生まれつきの特性と死の過程を経てこそ新しく生まれ変わる自然の摂理に代入した絵画の未来を予見することができる。

 

7番目のセクションの「再神秘化された世界」では、人間に対する省察を描いたイ・ウンノ、人間の存在性を含蓄的に表現するソ・セオクの作品が紹介される。また、フランスの国宝で、今回の展示のためフランス文化省の許可を得て韓国に持ち込まれたシャガールの「La Vie」も展示される。

 

最後のセクションは「祈願」だ。カルダーをはじめ、イ・ゴンヨン、イ・ウファン、リチャード・ロングの作品が展示されているこのスペースは、人間と自然、世界と宇宙の継続的で循環的な関係を示す。

 

今回の展示の共同企画者、マ・ドンウン展示企画チーム長は、「今回の展示では、現在を反映し、未来への希望を期待するモダニズムの独自の性質が表れている作品を紹介するのに重きを置いた。144点の作品を一つひとつ観るほんの一瞬の間でも、自分との対話を試みる機会になればと思う」と話している。

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もう一人の共同企画者、オリビエ・ドラバラード客員キュレーター(Kerguéhennec美術館の前ディレクター)は、「両美術館のコレクションを一か所に集め、一つの概念を物語として再構成するのは、決して理論や談論という世界に閉じこもろうとするわけではない。作品をともに鑑賞しながら喜びを分かち合い、作品から得たひらめきや感情について話し合えることを望む」と述べた。

 

展示は、大人10,000ウォン、青少年や大学生7,000ウォンと有料。新型コロナワクチンの2回目の接種を終えてから2週間が経過した人は、事前の予約なしに入場でき(入場時に電子証明書または紙の証明書を提示)、ワクチン接種を完了していない人や2回目の接種から2週間が経っていない人は、チケット購入サイト「インターパーク」や電話での予約が必要だ。大邱美術館のこの展示以外の展示は、これまで通りに無料で観覧できる。詳細は、大邱美術館のホームページを参照。(お問い合わせ: 053 803 7900)