大邱薬令市は朝鮮時代(孝宗9年、1658年)から受け継がれてきた全国3大韓方薬材専門市場で、数百年間にわたって全国はもちろん日本、中国、ロシア、ヨーロッパまで韓方薬材を供給してきた世界的な韓方薬材流通の拠点であり、韓国の韓方を代表するブランドです。
韓国で最も古い薬令市の伝統韓方医薬文化を保存・継承・発展させて、韓方薬材流通の本場としての地位を確立させるために、1985年9月25日に薬廛横丁(韓方薬店横丁)にある水協南大邱支店2階に「韓方薬材常設展示館」が建てられ、現在に至りました。今後、大邱薬令市韓方医薬博物館は、昔の薬令市の人々の暮らしと息づかいを見て感じ、体験できる展示、教育、文化、観光が一つになった韓国を代表する韓方文化空間をめざします。